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データ計測《キャリーサイド》

キャディサイドを知る 自分のショットの正確性のレベルは?


トラックマンレンジでは測定8つのボールデータを測定できます。

今回は「キャリーサイド」についてのお話です!


キャリーサイドを見る事であなたのショットの正確性が分かります!

ゴルフの上達の為の2大ポイントである

・飛距離アップ

・正確性の向上

を意識して練習されている方も多いかと思います。


今回のコラムでサイドキャリーの数値の読み取り方を知り、正確性の向上にトラックマンレンジを活用しましょう!


レベル別 キャリーサイドの平均


まずは下の表を見てみましょう。


の表では「ショットした飛距離に対し、平均で何ヤード以内のキャリーサイド値で収まればどのレベルに属するか」を色分けで示しています。


例えば、200ヤードのショットを安定して24ヤード以内のキャリーサイドでショットが出来ていれば、ハンディキャップ20レベルの左右への正確性を持っていると考えて良いでしょう。

※前後の飛距離の誤差については考慮していません。



許容誤差角度

上記の平均誤差の数値はどの様に算出しているか?というと

表の下側にある「誤差角度」の平均を元に算出しています。

※αの角度が誤差角度


アメリカの研究者Mark Broadie氏がアマチュアとPGAツアープロの選手たちのデータを取り、誤差角度の偏差を導き出しました。


それによると、αの角度について

PGAツアープロは全ショットで平均3.4°の誤差でショットしている事が分かりました。


細かい計算方法は省きますが、計算するとPGAツアープロは平均的に表で黄色く示したゾーンの範囲でショットしているという事になります。


また、一般アマチュアについては、ハンディキャップが少なくなるに比例してαの誤差角度の平均値も小さくなっている事が分かりました。



正確性のレベルをチェックしよう

表の各距離を10球ずつショットしキャリーサイドの平均値を取ります。

そして、その平均値がどのゾーンに当てはまるかを見比べましょう。


例えばあなたがハンディキャップ10を目標にしているのであれば、表のオレンジ色で示した数値以内ですべての距離がショット出来ているか?をチェックします。


もし、誤差が大きい距離があれば、オレンジ色の数値以内に収める事を目標に練習しましょう!

もし殆どの距離でオレンジ色の数値をクリア出来ていれば、左右の正確性は十分という事。

その場合には「飛距離アップの練習」「ショートゲームの練習」を重視した練習メニューに切り替えると良いでしょう!


終わりに

ショットの正確性のレベルを客観的に知る術はなかなかありません。

ですが、トラックマンレンジを活用する事で、自分のショットの正確性のレベルを知る事が出来ます!

皆さんも今回のコラムをきっかけにサイドキャリーにも着目してトラックマンレンジを活用してくださいね!


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